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もう限界…保育士が『自分を大切にする』ための5つの習慣

保育

保育士という仕事は、やりがいが大きい一方で、心身への負担もとても大きなものですよね。
日々、子どもたちに全力で向き合いながら、同僚や保護者との関係にも気を配り、時には「自分を後回し」にして頑張りすぎてしまうこともあると思います。そんな経験、ありませんか?

私もかつて、「自分を犠牲にしてでも頑張るのがプロ」だと本気で信じていました。でも、無理を重ねた結果、夜は眠れず、胃は痛み、出勤前には吐き気を催すようになり、仕事のことを考えるだけで不安に。でもその一方で「頑張らなきゃ」という思いに押しつぶされ、気づけば勝手に涙が溢れてしまうこともありました。心も体も、限界寸前だったのです。

そして、ようやく気づきました。

「子どもたちを大切にしたいなら、まず自分自身を大切にしなきゃいけない」
ということに。

この記事では、そんな私が試行錯誤しながら見つけた【自分を大切にするための5つの習慣】をお伝えします。

「もう限界かも…」と感じているあなたに、少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。

保育士cherry
保育士cherry

日々、保育のことばかりに時間が取られてしまっていませんか?
この記事を読んで、自分自身を大切にしながら楽しい保育士ライフを送れるように模索していきましょう!!


働き方を見直してみる

まず最初に伝えたいこと。
それは、「働き方を変えることは逃げじゃない」ということです。

正社員でフルタイム勤務をしてこそ一人前、そんな空気を自然と感じてしまいがちです。

ですが、どんなにやりがいがあっても、心や体が悲鳴をあげているなら、その働き方はあなたに合っていないのかもしれません。

私は、正社員として働き続ける中で、

  • 休日も心から休めない
  • 仕事のプレッシャーでうまく眠れない
  • 出勤前になると吐き気がする

そんな状態にまで追い込まれていました。

そして、思い切ってパート勤務への切り替えを決意しました。

もちろん不安もありました。せっかく正社員で働いていたのに、この先の収入面はどうなるのか、正社員を辞めたら周りからどう見られるのかという不安。

私はありがたいことに周りの人から正社員を辞めてパートになることを応援してもらえました。

実際にパート勤務になってみると――

・勤務時間が短くなり、心に余裕ができた
・苦手だった書類業務から解放された
・子ども一人ひとりとじっくり向き合えるようになった
・家族との時間を大切にできるようになった

と、想像以上にたくさんのメリットを感じることができたのです。

そしてなにより、「また子どもたちと笑顔で向き合いたい」という気持ちを取り戻すことができました。

働き方に悩んでいる方には、ぜひ【転職サービス】なども活用してみるのをおすすめします!

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プロのキャリアアドバイザーに相談するだけでも、心がグッと軽くなるので、本当におすすめですよ。

ちなみに、パート勤務になってのデメリットも挙げておきます。

・収入が減った、雇用が不安定、退職金や各種手当がない
・こなす業務が減った分達成感が減ることも
・キャリアアップが難しい
・評価されにくいと感じることも
・自分はパート勤務という劣等感
・パート勤務でも正社員と同じ業務をこなすこともある不満


勤務形態を変えることはメリットもデメリットもありますが、私は自分自身の心身の健康のために正社員を辞めて、元気に働けるようになったことはメリットが大きい選択になったなと感じています。

①小さな「できた」を認める

保育の現場では、子どもや保護者、同僚と関わるスキルだけではなく、遊びや活動のアイディア力、歌や絵などの表現スキル、専門職としての基礎知識に加え、書類作成スキルなども求められます。そしてついつい、できない自分に対して評価が厳しくなりがちです。

ですが、完璧な保育士なんていません。どんなにベテランでも、ミスをすることもありますし得意なことや不得意なことがあっても当たり前なのです。

だからこそ、意識的に「今日これができた!」という小さな成功を見つける習慣をつけてほしいのです。

たとえば…

  • 手だった保護者対応で笑顔を忘れずに話せた
  • いつもより子どもたちとたくさん目を合わせられた
  • 苦手な製作活動にチャレンジできた

こんな些細なことでいいんです。

毎日の「できた」を積み重ねることで、自己肯定感はじわじわと育っていきます。私はこれを始めてから、「今日もよく頑張ったね」と自分に声をかけられるようになりました。

すると不思議なことに、子どもたちのできないことに目を向けるよりも、小さな「できた!」に目を向けられるようになっていきました。

できないことが悪いことではない。でもこういう風に成長してほいしいという保育士の願いが強すぎると時にそれは不適切保育へと繋がっていく可能性もあります。どんな人間にも得意なことや不得意なことがありますし、成長スピードも人それぞれです。周りと比べるのではなく、その子自身の成長を認めてあげられることが大切です。

そうするためにはまず、自分への眼差しを変えること。それが子どもへの眼差しを変えることにもつながります。

②完璧主義を手放す

保育士の仕事は、子どもたちの安全を守る責任がある分、どうしても「完璧でいなきゃ」と自分にプレッシャーをかけがちです。

でも、どんなに頑張っても、「完璧」なんて存在しないのが現実。

私は自分に「まあいっか」と言えるようになるまでに本当に時間がかかりました。
周りの保育士さんを見ていても、完璧主義の保育士さんほど頑張りすぎたりメンタルをやられてしまう人が多いなと感じています。
逆にいうと元気に長く続けている保育士さんはいい意味で「適当」なんです。色々なタイプの人間がいるので一概には言えないですが、真面目すぎて悩んでしまうような人には、完璧主義を辞めてもっと力を抜いて仕事に取り組んでみて欲しいなと思います。

少しずつ「60点でもいい」「ミスをしても、自分を責めない」と意識を変えていくことで、心がふっと軽くなることがあります。

子どもたちだって、失敗をしながら成長します。私たち大人も同じ。
完璧じゃない自分を許してあげましょう。

③小さな「自分時間」を持つ

仕事に追われていると、ついつい自分のことを後回しにしてしまいますよね。

でも、ほんの5分でも10分でもいい。「自分のためだけの時間」を意識的に持つようにしましょう。

お気に入りのカフェで一息
・好きな音楽を聴く
・湯船に浸かってぼーっとする
・推し活に没頭する


…どんなことでもOKです!

「でもそんな時間ないよ」と思った方へ。だからこそ、あえて時間を作るのです。

忙しい毎日だからこそ、自分をリセットする時間が心の余裕を生み出してくれます。

私は最近、夜寝る前に10分だけ読書タイムを作るようにしています。

なるべく寝る前の読書タイムでは、自分自身と向き合ったり前向きになれるような本を選ぶようにしています。

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④「NO」と言える勇気を持つ

保育の現場では、頼まれごとを断れずにどんどん自分を追い込んでしまうこと、ありませんか?

「私がやらなきゃ」
「迷惑をかけたくない」
「周りの期待に応えたい」

仕事をこなす自分を理想としている為、なかなか断ることができなかった。でも、それで自分が壊れてしまったら、本末転倒だと思いませんか?

断ること=わがまま、じゃありません。自分を守るための、大事なスキルです。無理なものは無理、できないことはできないと、丁寧に、でもきっぱり伝える勇気を持ちましょう。

最初は怖いかもしれませんが、一度「NO」と言えたら、きっと世界が変わります。そして、その仕事は結局他の人でもできるのだと気がつくことができますよ。

⑤「誰かに頼る」ことを許す

がんばり屋さんほど、「自分だけでなんとかしなきゃ」と思いがちです。

でも、辛いときに誰かを頼ることは、決して甘えではありません。

家族でも、友達でも、同僚でも。時には専門家の力を借りてもいいんです。
話をするだけでも心が軽くなることもありますし、抱えている業務が多いと感じたら声に出して周りに助けを求めることも必要なスキルになります。保育の現場はチームで支え合うもの。一人で完璧を目指す必要はないし、できないことを誰かに助けてもらうことは決して甘えではありません。体調が悪いとき、気持ちが落ち込んでいるとき、「代わってもらえませんか?」「ちょっとだけ話を聞いてほしい」そんな一言を言える勇気も、保育士として大事な力です。

頼ったことで相手との信頼関係が深まったり、自分の心が軽くなったりすることもあります。むしろ、頑張りすぎて倒れてしまっては、本当にやりたい保育もできなくなってしまいます。

「一人じゃない」ことを思い出せると、心に少し余裕が生まれます。
まずは深呼吸して、「今日はちょっと頼ってみようかな」と思える自分を許してあげてくださいね。

まとめ:自分を大切にすることが、子どもたちを大切にすることにつながる

保育士は、「誰かのため」に生きがちな仕事です。
でも、だからこそ忘れないでほしいのは、「まずは、自分を大切にすること」

自分自身が元気でいることが、子どもたちにとっても保護者にとっても、何より自分自身を幸せに生きていくために一番大切なことなんです。

もし今、
「今の職場がつらい」
「働き方を変えたい」
「もっと自分を大切にしたい」

そんな思いがあるなら――

小さな一歩でも、動き出してみませんか?
あなたが笑顔でいられる毎日を、心から応援しています。

一緒に、もっと自分を大切にできる保育士ライフを作っていきましょうね。

保育保育士の悩み
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