みなさんこんにちは！！
保育士Cherrryです。
今日からこのブログで保育士の日々の悩みや疑問に対して、少しでもお役に立てる情報をお届けしていけたらと思います。
保育士が抱える悩みは実に多岐にわたります。
保護者との関係、書類や行事の準備、子どものケガやトラブルの対応など…
その中でも第１回目のテーマは、【職場の人間関係を良好に保つコツについて】です。
保育士の仕事は個々の力だけでは成り立たず、園全体で子どもを見守っていくことが必要になってきます。具体的には、保育士同士の関係だけではなく園長や主任、栄養士、看護師、調理員などといった他職種の方ともコミュニケーションをとりながら子どもの育ちを保障していく必要があるのです。
どこの職場でも人間関係の悩みは存在するものですが、特に保育園などはまだまだ女性が多い職場でもあり、コミュニケーションの仕方や価値観の違いなどから人間関係が苦痛に感じることも…。できれば毎日仕事をする時間が苦痛にならないように、職場で楽しく過ごせるように良い人間関係を作っていきたいですよね。
以下の方法を試してみて職場での人間関係を良好に保つようにしてみましょう！！
オープンなコミュニケーションをとる
お互いの気持ちや意見をオープンに話し合う機会を設けましょう。例えば会議や日々の朝礼、昼礼などを通じて意見交換を行い、相手の思いや考えを尊重しながら直接コミュニケーションをとる方法です。この時、当事者のみではなく複数の中で話し合えると良いですね。相手がいない時に相手との意見の違いや不満を言ってしまうとそこからトラブルに発展する可能性もある為、意見がある場合はオープンなコミュニケーションを心がけてみましょう。
感謝の気持ちを伝える
周りの人へ感謝の気持ちを言葉で伝えることは、人間関係を円滑にする効果があります。些細なことでも感謝の言葉を口にすると職場の雰囲気が良くなっていくはずです。私も過去に苦手な先輩や後輩がいましたが、ポジティブな関わりができるように、してもらったことなどに対して感謝をその都度していくように心がけていました。
挨拶や報連相の徹底を心がける
気持ちのいい挨拶はそれだけで良い関係を築けることがあります。相手としっかり目を合わせ、声のトーンや表情を意識して挨拶をすることは、挨拶をする相手の存在を大切にすることにも繋がっていくのです。苦手な相手に対してきちんと目を合わせて挨拶ができていたか、忙しいことを理由に適当な挨拶になっていなかったかなど、自分の挨拶はどうだったかを意識して振り返ってみましょう。意外と気持ちのいい挨拶をできていないことがあります。少しずつ気持ちのいい挨拶ができるようにしていきましょう。また、報連相についてですが、相手が苦手な人の場合これくらいなら言わなくても良いかな、と報告や相談などを躊躇してしまったことはありませんか？良い関係を築いていく為、また自分自身の信用を得る為にも報連相は欠かせません。
相手の良いところを見つける
この人ちょっと苦手だな、と感じることは誰しもあると思います。でもそういう時相手の悪い所ばかりが見えてしまいませんか？人は相手の欠点ばかりが目につきやすくなってしまいがちです。そういう時は保育士のスキルを活かしてみましょう。保育士は子どものことを肯定的に捉えることが上手な人が多いです。それを大人相手にも試してみましょう。相手の良いところを探してみることを意識するという心がけは、人間関係の問題を払拭するきっかけとなるかもしれません。
仕事仲間だと割り切る
思い切って仕事仲間だと割り切ってしまうのも一つの手です。仕事上全く関わらないということは難しいので、適度な距離を保つことでストレスを溜め込まないようにすることが大切です。また、良好な人間関係を築く為には他者からの評価を気にしすぎないということも大切で、必要以上に相手の顔色を伺う必要はありません。また、人間関係に悩む方の中で、好かれようとするあまり適度な距離感を保てていない方もいます。職場の人は友人ではありませんから仕事上の程良い距離感や関係性を意識してみて下さい。
まとめ
保育園では子ども一人ひとりの発達や特性を理解した上で保育をしていくので、職場での人間関係が悪いと必要な情報をうまく共有できずに伝達漏れが起きる可能性が高くなります。子どもの体調変化や保護者からの伝達などの情報共有を円滑に行う為にも日頃の職場の人間関係を良好に保つことは働きやすい職場を作っていくポイントになります。
また、子どもたちは大人をよく見ており、周りの大人を見て学んでいきます。保育士が良好な人間関係を築いていくことは職場の雰囲気を良くするだけではなく、子どもたちにとっても安心して過ごせる環境となりますので、心にゆとりを持ち、嫌なことはあまり深く考えすぎず、気持ちのいい人間関係作りを意識してみませんか。
